退院後の不安を残さないために
北海道立江差病院では、急性期治療後のリハビリ・在宅復帰に向けた医療や支援を行うため地域包括ケア病床の運用をはじめました。
地域包括ケア病床ってどういうところなの?
手術などを終了し、比較的病状が安定してきた患者様に対して、退院に向けた支援やリハビリを行う病床です。
当院や他の病院で治療が終了したものの、退院後の在宅生活に不安を抱いている方や引き続きリハビリが必要な方に対し、安心して退院出来るよう、医師や看護師、リハビリスタッフが全力でサポートをさせていただきます。
具体的にどんな人が利用できるの?
以下のような人が対象となります。
入院治療により急性期の治療は終了したが、当院にてもう少し経過観察が必要な方
入院治療により病状は安定したが、在宅復帰に向けたリハビリテーションが必要な方
退院後の生活に向けた準備が必要な方
どれくらいの期間入れるの?
最長で60日までとなっています。この間安心して退院出来るように、病院スタッフが在宅復帰に向けて支援します。
費用はどれくらいかかるの?
患者様の負担割合(1割〜3割)によって異なりますが、高額療養費制度があるため、ほとんどのケースでは一般病棟に入院していた場合と大きな差は 生じません。